HOME>道しるべTOP
信 心 の 転 回
身 に つ い た 風 格
金光教学院時代の写真
私は三代大先生とは学院が同期で一年をご一緒に過ごさせていただいたのですが、四十余年前を振り返って気づかされることは、先生は「整える」というお力を持ったお方だったということです。学院時代というのは血気盛んな若者たちが集団で生活するのですから、いくら修行中といっても人間関係その他にさまざまな問題がおこりがちです。私たちの学院生時代でもそうでした。しかし先生が来られると、おのずと整う、問題が解消展開していくのです。あるとき私が班長の役にあったとき、ある催し物をめぐってそれぞれが頑強に自分の言い分を押し通そうとして収拾つかなくなったことがありました。私は役目上収めたいのですが、どうにもなりません。そこへ先生が入って来られました。皆、遠慮なく話は続けるのですが、いつしか、それまでの主張をひっこめ、学院生としての修行という本来の姿に立ち戻り、折れるところは折れ、話が落ちつくべきところに落ちつくということがありました。先生の存在感の大きさというのか、お力というのか、それをまざまざと見せられたことでした。その裏にはひとの意見をよく聞き、是非をはっきりさせる先生の姿勢があると思います。さらに威厳と剛直なお人柄ばかり見るひともありますが、先生の底には初代、二代の大先生のお徳をいただかれ、なりかわっての信心というものが流れ続けていたように感じます。
Copyright(C) Konko Church of Tamamizu All Rights Reserved.